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「夏の想い出」

(リヒャルト・デーメル)

わが故郷を日が染める、黄金色に。
稲穂が熟してふくれる、パンの暖かさに。
黄金色であった幼き日の故郷のように。
大地よ、われ、汝に感謝す。

燕はわれを呼ぶ、瑠璃色の空へと。
白雲は光の上に光を積む、搭の高さに。
瑠璃色であった子供の日の青空のように。
太陽よ、われ、汝に感謝す。

 

 

訳者コメント:森鴎外訳で有名なデーメルの高名な詩の訳に挑戦。森鴎外訳を参考…。
森訳が完璧過ぎてどうしても、意識して、引っ張られますね。…やはり、鴎外は天才だ…。

(画像引用元「僕と、僕らの夏 完全版」より)

 

参考リンク

森鴎外全集〈14〉ちくま文庫 歴史其儘と歴史離れ
本詩の翻訳が載った詩集、「沙羅の木」のほか、軽妙な評論・エッセイからも森鴎外の圧倒的才能が堪能できます。
森鴎外はまさに「本物」の天才なので、私の詩訳では物足りないというひとでも、きっとご満足頂けるかと。

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