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びんちょうタンエントリ総集

10エントリ収録
「光輝」「びんちょうタンとお風呂」「本当の智慧」
「自然と清廉」「びんちょう音頭」「びんちょうタン−angel of light−」「びんちょうタン九話で打ち切り」
「びんちょうタン二次創作−プロレタリア革命びん−他」「携帯される時間と本当の時間」「神々の微笑」

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びんちょうタン −光輝−

「びんちょうタン」公式サイト  DVD「びんちょうタン」(amazon

毎週一度の至福の刻、びんちょうタン――。

今回も、とてつもなく素晴らしかったね…。びんちょうタンが
幸せでいてくれることが私にとって何よりの幸福だよ――。

幸福は徳に反するものではなく、幸福そのものが徳である。
もちろん、他人の幸福について考えねばならぬというのは正しい。
しかし我々は我々の愛する者に対して、
自分が幸福であることよりなお以上の善いことを為しうるだろうか。

(三木清「人生論ノート」)

ああ、びんちょうタン…。びんちょうタンの微笑を見るとき、我が心は浄化されるよ――。

今週は、びんちょうタンが、ご飯のお茶碗がボロボロになっちゃったので、
新品の花柄の可愛いお茶碗を瀬戸物屋さんで見て…、でも、お金がなくて…。
しかも、瀬戸物屋さんの店主に「お母さんは?」って聞かれて…寂しげに立ち去る…。

そして公園で、保母さんと子供達が楽しそうにひらいてむすんでをやっているのを
見て…、おもわずびんちょうタンもひらいてむすんでを公園の外から一緒にやって…
そして、むすんで、ひらいたびんちょうタンの手は日々の過酷な労働でボロボロ…。
びんちょうタンは楽しそうな子供達と保母さんを見ながら、寂しげに立ち去る…。

ああ…、お茶碗がボロボロであること、瀬戸物屋さんの店主が「お母さんはどうしたの?」
って聞かれたこと、孤児のびんちょうタンの手がボロボロであること、綺麗な手の子供達と
保母さんが楽しそうにしていること、みな暗喩的な意味合いで何重にも掛けてある訳だけど、
そういった物語技法が判った上で、びんちょうタンの切ない姿が私の魂を烈しく打った…。

そして、びんちょうタンは一人暮しする山奥の家に帰り…たった一人だけど、まるで家族が
いるかのように、「ただいま」「おかえりなさい」と一人芝居をする…この孤独、この儚さ。

見ていて、どうして俺は今、びんちょうタンの側にいないのだろうと痛烈に思った…。

孤児で、貧困の中で一人で暮しているびんちょうタンは、酷く、孤独…。私が、びんちょうタン
の側にいてあげたいと自然に願わずにはおれない。びんちょうタンをぎゅってしてあげたい。

けれど、そんな寂しいびんちょうタンに、可愛い犬が懐いて…、びんちょうタンと友達の
ちくタンはその犬「さじ」を一緒に飼うことにして…、ああ、良かったなと…(TvT)

びんちょうタン思いの明るい友達のちくタン、そしてびんちょうタンに懐いている
犬のさじが、びんちょうタンにとって、とても良き暖かい光輝となっているよ…。

それは、びんちょうタンが私にとっての光輝であるのと同じように――。

最後は、これまで一人で寒そうに寂しそうに寝ていたびんちょうタンが、
さじと身体をよりそって幸せそうに暖かそうに寝ていて…、ああ、良かった…。

私も犬猫かってますけど、犬や猫、特に猫って体温が高くて、一緒に寝ていると
まるで湯たんぽやあんかと一緒に寝ているような暖かさがありますからね…。

犬や猫は、孤独な人間にとっての最良の家族。びんちょうタンに、さじという家族が出来た。

良かったね、びんちょうタン――。(TvT)

参考作品(amazon)
江草天仁「びんちょうタン」

DVD「びんちょうタン」

音楽CD・ドラマCD「びんちょうタン」

三木清「人生論ノート」

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びんちょうタンとお風呂 -備長炭風呂のすすめ-

「びんちょうタン」公式サイト  DVD「びんちょうタン」(amazon

私の毎日の日課は、朝起きた時と夜眠る前にびんちょうタンのアニメを見ることでして…。

朝、びんちょうタンを見ると、今日も一日頑張ろうと気力が沸いてくるし、
夜、びんちょうタンを見ると、心地よい眠りの中へリラックスして入れる。

私は子供の頃から悪夢を見がちなのですが、びんちょうタンを見てから眠ると、
悪夢を見ることが無く、心身ともにリフレッシュした状態で目覚めを迎えられる。

そんな私の救世主、びんちょうタンなのですが、この素晴らしい作品の中で
只一つ不思議なのは、なんでびんちょうタンのお風呂シーンがないのかなと…。

いや、これは別に私のエッチな気持ちでそう云っているのではなくて(^^;
備長炭はお米を美味しくしたりお水を綺麗にしたり消臭効果があったりするだけではなく、
更にお風呂に入れるとお湯を綺麗にする効果+ミネラル放出効果+遠赤外線効果があって、
凄く身体に良いんですよ。うちにも備長炭ありますけど、一緒にお風呂に入ってますもの。
備長炭風呂に入ると身体の疲れがゆっくりと取れますよ。皆様にもマジでお勧めです。

備長炭風呂に入った後、びんちょうタンを見ると最高のリラックスに浸ることが出来ます。

ちなみに更にお勧めは、
びんちょうタンのコミックスを二冊買っておいて、一冊は
風呂用にして風呂場に持ち込み、備長炭風呂に入りながら、びんちょうタンを読むんですよ。
そして、備長炭を見ながらびんちょうタンをイメージ。そうすると、びんちょうタンと
ゆっくりのんびりとお風呂なのです。実にいい湯いい気持ちという感じなのですよ。

びんちょうタンって、備長炭的には、ドラえもんのしずちゃん並にお風呂好きでも、全然
おかしくないと思うんですよ。びんちょうタンの住んでる山なら普通に温泉ありそうだし。

びんちょうタンのアニメやコミックスでも、びんちょうタンがお風呂(温泉)に入ってのんびり
ゆったりぽかぽかしているシーンがあると、シンクロ出来て最高なんだけど、どうかなあ…。
(コミックブレイドは読んでいないので、既に連載でそうなっているのなら、すいません…)

山の温泉ならみんなで入れる、びんタンやちくタンやちくリンやれんタンやクヌギたんやあろえ、
みんなで一緒に入ることが出来ます。身体と心は繋がっていますから、身体がぽかぽか暖かく
なれば、心もぽかぽか暖かくなる。びんちょうタンが、いい湯で幸せな気持ちになって、
「ひはーっ」って、満足そうに云ってくれたら、私もとても幸せな気持ちに満たされるよ…。

いつでも、びんちょうタンの幸せを願っているのだから…(^^)

参考作品(amazon)
江草天仁「びんちょうタン」

DVD「びんちょうタン」

音楽CD・ドラマCD「びんちょうタン」

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びんちょうタン −本当の智恵−

「びんちょうタン」公式サイト  江草天仁「びんちょうタン」(amazon)

今週のびんちょうタンも、いつもと同じく、素晴らしかったよ――。

ああ、びんちょうタンを見る毎週一回のこの一時は、我が魂の救済の瞬間――。

びんちょうタンには、古き良き日本、我が郷土の最良の輝きが備わっているね。
今日のお話は、びんちょうタン達がお祭りに行って遊ぶという回で、胸が一杯に
なる郷愁の思い――、日本人の心性の古き良き奥底に、優しく呼びかけてくる作品。

ちなみにびんちょうタンや、ちくタンやちくリンや、れんタンやあろえは、
古き良き日本の子供として描かれているのだけど、クヌギたんだけは
ちょっと違ってて、この子だけ、西欧かぶれのブルジョワジーなんですね。

今回も盆踊りについて、クヌギたんは「ダンスパーティーね」とかまるで
おそ松くんのイヤミのギャグみたいなことを云っていて、びんちょうタンの
慎ましくも健気な純和風的生活を知っているものとしては思わずクヌギたんへ

「こ、この西欧かぶれのブルジョア野郎が!!
貴様に祭りで盆踊りという日本の心が分かる筈がない!!
ブルジョアはフランスに帰れ、帰れよう!!」

と叫んでしまった訳です。

ほんと、クヌギたんを見ていると「ミーはおフランスざんす!!」とか
云ってたイヤミの姿が頭に浮かんでしょうがないよ。クヌギたんに最も適した
ポーズはシェー以外の何物でもないと思う。
ぜひシェーをやって欲しい(笑)
クヌギたんに仕える執事の爺や(スダ爺)は献身的な良い人ですけどね…。

まあ、クヌギたんの倣岸で不躾な西洋かぶれブルジョア生活との対比によって、
清貧質素なプロレタリアートびんちょうタンの純和風生活の輝きというものは
より一層はっきりと輝きの光彩を増しているというところもありますね…。

私はね、びんちょうタンを見ていると、小泉八雲の「おばあさんの話」を思い出すんだ…。

ほっそりした小さい黒い着物の婦人で、梅干のように皺のある旧式の顔をしている。
六十八歳だが、髪は、まだカラスの翼のように黒い。それから歯もまた悉く完全で、
若い娘の歯のように白くて強い。それから眼は子供のように輝いて鋭敏である。
彼女の驚くべき健康の大部分は、遺伝によるものであろう。しかし私は考えるに、
幾分かは彼女の生活の簡素なところから来ているに違いあるまい。

彼女の一生はいつでもそうであったが、今でも他人のためのたえざる働きの連続である。
夏でも冬でも同じく、彼女は太陽とともに起きる。女中を起こす者、子供達に着物を
着替えさせる者、それから朝の食事の準備を指図する者、祖霊の位牌の前に供物を供える者、
それらは全て彼女の役割である。

彼女の生涯は、日向でいつも彼女の側に座っている年老いた飼い猫の生涯と同じく平穏で、
人の目には猫と同じように内省的ではないと映るかも知れない。しかし、彼女の生涯は、
いつでも内省の生涯であった。沢山のことを見たり、聞いたり、考えたりしてきたのだ。
そしてその心には、誰にも思いよらないような深い智恵の源泉があって、そこから彼女は
彼女が愛する者が智恵を必要とした時に、智恵を汲み出してくることができるのである。

(小泉八雲「おばあさんの話」「明治日本の面影」より)

びんちょうタンが年を重ねたら、こういう和風な女性として生涯を送るんだろうなあ…。
こういう、日々の生活の中にいた和風な女性というのは、私の永遠の憧れだよ…。

今のご時世じゃ、クヌギたんのような、西欧かぶれの女性の方が人気があるのかも知れない、
けれど、例えば私が、もしプロポーズするとするならば、その相手はびんちょうタンだよ…。

次回の物語は、びんちょうタンの中で一番悲しくて寂しい「ひらいてむすんで」のお話だけど、
びんちょうタンの幸せを、いつも、胸一杯に、思っているよ…。びんちょ…。びんちょの幸せを願っている。

びんちょ、大好きだよ…。

参考作品(amazon)
江草天仁「びんちょうタン」

DVD「びんちょうタン」

音楽CD・ドラマCD「びんちょうタン」

小泉八雲「明治日本の面影」(おばあさんの話)

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びんちょうタン −自然と清廉−

「びんちょうタン」公式サイト  江草天仁「びんちょうタン」(amazon)

お米は、お米だけでも、美味しい。
(びんちょうタン。びんちょうタンドラマCD1巻)

びんちょうタン…、BGMでびんちょうタンのCDドラマを聞きながらTVは無音で
びんちょうタンのアニメを流してびんちょうタンのコミックスを読んでいます…

びんちょうタン…ああ、魂が、震える…。びんちょ!!

びんちょうタン、コミックスを読むとはっきりするんですが、物凄く、悲しい境遇で…。

びんちょうタンは孤児の幼い娘さん(歳は7歳みたい)で、山奥で一人暮しをしながら、
麓の町で毎日毎日日雇いのお仕事をして、お米などの少しばかりのお礼を貰って、
それで暮しているんですが…その生活は貧困のどん底。まさに

「働けど働けど我が暮らし楽にならざりじっと手を見る」

という感じなんですね…。でも、びんちょうタンは、頑張って、一生懸命に生きていて…。

びんちょうタンは「小公女セーラ」とか「フランダースの犬」とか、日本の作品でいうと
「おしん 少女編」みたいな感じで…。幼い子が一生懸命に頑張ってるのに、物質的に全然報われない。

だけど、そんなびんちょうタンを見ていると心癒されるのは、清廉なびんちょうタンの生活が、
豊かな自然のなかで、日々の生と周囲の自然が調和している、清らかな日々だからで…。

本当に、心が浄化される。びんちょうタンは、備長炭が水や空気を綺麗にするように、
見ている者の心を、清らかにしてくれる、貴ぶべき備長炭の精霊という感じです…。

びんちょうタンの清廉さに、大切なことを、教えられる心持だよ…。びんちょ…。

びんちょうタンと出会って、心が震わされるなかで、私がもっとも強く
感銘を受けたのは、
コミックス第1巻の第4話ですね…。お話をご紹介致しますと…。

びんちょうタンのお茶碗が、もうボロボロになってしまって、それで、お茶碗屋さんに
新しいお茶碗を見に行くんですね。びんちょうタンは、お金を全然持っていないのですが、
それでも、ウィンドウショッピングで、可愛い花柄のお茶碗を見つけて、ニコニコしながら
見ていたら、お店のおじさんが…、「何かお探しかな。お母さんは、どうしたの?」って…。
お店のおじさんはびんちょうタンが孤児ということは知らないし、全然悪意があった訳では
ないのですが、びんちょうタンは…がっくりとしょげてそのままお店を立ち去って…。

そして帰り道、公園を通り掛ると、びんちょうタンと同じ年ぐらいの子供達が、
幼稚園の先生と一緒に、みんなでひらいてむすんでを唄いながらやっていて…、
びんちょうタンも公園の外から、流れてくる歌声に合わせて、そっと、ひらいて、
むすんでをはじめて…そして、ひ〜らい〜て♪って手を開くと…。……………。

開いたびんちょうタンの手は毎日の労働でボロボロにあかぎれていて…。

ボロボロの自分の手を見てうつむいたびんちょうタンは、公園で
先生に頭を撫でてもらっている子供達を、寂しそうにみつめていたよ…。

そして、山奥の小さな家で、びんちょうタンは一人でご飯を炊いて、そして、
一人でご飯をよそって、一人でご飯を食べるのですけど、びんちょうタンは、
ご飯をよそったら、ご飯を土間において、玄関に一人で戻って、そこから、
誰もいない土間に声を掛けるのです。「ただいま」って…。

そして、土間に戻ると、誰もいない玄関を振り返って、「おかえりなさい」って…。

そして、ご飯を食べて(と云ってもご飯と山菜だけ…)、その後、びんちょうタン
は寝るんですけど、ぽつ、ぽつっていう雨の音で目が覚めて…、家の外は、大雨…。
雨を見ながら、びんちょうタンは、儚げに、悲しげに、寂しげにポツンと佇んでいて…。

ああ、読んでいて、涙が溢れるのをおさえることができなかったよ。
びんちょうタン…、びんちょ、こんな、こんな…!!


びんちょうタンは、もっと幸せになって欲しい。びんちょうタンには、笑顔でいて欲しい。
それが、切なすぎる…。ああ、びんちょ、私がびんちょの世界に入ることが出来れば!!

ドラマCDだと、びんちょうタンの周りの友達、ちくタン、ちくリン、クヌギたん、
レンたん、あろえといった、とっても良い友人達が、びんちょうタンのことを助けてて、
びんちょうタンが幸せそうに過ごしている姿が描かれていて、ああ、びんちょ…。

びんちょ…、君の幸せを、願っているよ…。

参考作品(amazon)
江草天仁「びんちょうタン」

DVD「びんちょうタン」

音楽CD・ドラマCD「びんちょうタン」

バーネット「小公女セーラ」

ウィーダ「フランダースの犬」

DVD「おしん 完全版 少女編」

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びんちょう音頭 −日本の宝−

門脇舞「びんちょう音頭」(amazon)

びんちょうタンのEDテーマ「びんちょう音頭」を今始めて聞いたけど、とてつもなく素晴らしいね…。
音頭は日本の宝だよ。こんなにも、音頭に心動かされる日が来るとは自分自身が驚きだよ…。
ああ、私は感動している!!この感動は私自身が唄いながら踊ることでしか表現できない!!

おはよう歯磨き びんびんびん! びんびん 元気にびんびんびん!♪
樫の木 さらさら こんにちわ〜♪ 太陽さんさん イイ天気〜♪

今日も街まで出かけますぅ〜 仕事が入れば行っちゃうよ〜♪
ぼんやり顔したびんちょうタン 見た目に似合わずあちちのちっちっ!!♪

びんちょうタン〜♪ びんちょうタン〜♪ 頑張りやさんのびんちょうタン〜♪
びんちょうタン〜♪ びんちょうタン〜♪ 誰かが待ってる呼んでいる♪


今、モニタの前で唄い踊っているよ!!

素晴らしい。この唄が「ドラえもん音頭」のように各地の祭りで流されて、
みんながこの唄に合わせて踊ることを思うと、ああ、その情景は、なんて感動的!!

この、まだ見ぬ風景にもかかわらず胸が一杯になるような郷愁の想い…。暖かい。

早くカラオケに入らないかなあ。びんちょうタン!!って早く絶叫したいよお(^^)

よし、私はびんちょうタンの幸せを願ってびんちょう音頭を踊りまくる!!踊り狂う!!!!!

お水をきれいにしんしんしん お米がたっちゃうびんびんびん〜♪
ぽかぽかあちあちふ〜ふ〜ふ〜♪ 炊きたてご飯の出来上がり♪

今日はどうやら〜お祭りだ〜♪ たこ焼き ワタ飴 チョコバナナ〜♪
どこにあるのかリンゴ飴♪ 違うよ逆だよそっちじゃないよ〜♪

びんちょうタン〜♪ びんちょうタン〜♪ 涎が垂れてるびんちょうタン〜♪
びんちょうタン〜♪ びんちょうタン〜♪ あっちで呼んでるリンゴ飴〜♪

参考作品(amazon)
門脇舞「びんちょう音頭」

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びんちょうタン −angel of light−

「びんちょうタン」公式サイト  DVD「びんちょうタン」(amazon

そして見よ、主の天使はやってきて、光は牢のなかへ満ちる。
天使は横腹をつついて言う、「急いで起きるがいい」
すると、手に嵌っていた鎖は手から離れ落ちた。

(聖書、使徒行伝第十二章七節)

びんちょうタン…。ああ、魂が、揺り動かされる…。

愛という日々が生まれてく…。

こんなにも、魂に直撃としか云い様のない、言葉を超えた感動を、
全身全霊が感じたのは、久しぶりだ…。ああ、胸が一杯だよ…。

ぷかしゅーの大冒険を街頭テレビで見て、心を震わせているびんちょの姿を
見たとき、私の心もまた震えたよ――ああ、私の愛しいびんちょ――!!

このままでは、びんちょうタンが最終回を迎えた瞬間、悲しみのあまり
私は気が狂ってしまうかもしれん…びんちょと離れるなんて、耐えられない!!

四月になった。春が来た。なぜか、山へ行きたくなった。自然のある山へ。
私は山に入り山中から何となく空を眺めていたら鳥に掴まり空を飛ぶ
愛くるしい少女のことを思いだしたが、その名前がどうしても思い出せなかった。

記憶の糸を手繰ろうとすると、一手繰りするごとに
頭の中の映像がするするとほどけはじめ、思い出にある
おぼろげな姿すら歪みはじめたので慌てて思い出すのをやめた。

少女が貧乏ながら一生懸命に働き続けていたことやプカシューの
プリントパンツを欲しがっていたが結局買えなかった事はわかっていた。
私は彼女のCDを買い、DVDの初回限定版を予約し、私の心にいやおうなしに
入りこんでくる面影を持ったその少女を心底から愛し慈しんでいた。

にもかかわらず、彼女の名前を思い出そうとすると記憶の波は揺れ、
揺れを押しとどめようとすると、その行為自体に夢中になり、
そのうち記憶の照準はふらふらと逸れて、気が付くとたいして面白み
も感じなかったRECのことを1時間も考えているのであった。やれやれ。

私は仕方なく携帯電話を手にし、今もアニメの視聴を続けている友人に
電話をした。アニアニランドでRECじゃない方のヒロインって誰だっけ?
今はもうアニアニランドに出てない子のことさ。その言葉を発した瞬間、
胸に鋭い痛みが走った。私はなにか絶望と希望が入り混じった気持ちで
友人の言葉を待った。しかし電話越しにもわかる混迷がしばらく続いた後、
友人は全く要領を得ないといった調子で「アニアニランドはもともと
RECしかやってなかったじゃないか」と答えたのだった。

私は携帯電話を取り落とし呆然としながら立ち尽くした。

分かっていた。耐えられない喪失の悲しみを感じているのが私だけではないことを。
愛の思い出は私達の人生を豊かにすると信じることが叶わないほどに愛した思いは悲しい。
耐えられない悲しみの重みが想いを沈めてゆくことすら望むのはとても悲しい。

この悲しさは、決して拭えない。
だが想いが浮かぶなら、
その痕は、ただ一つの救いのようにも感じる。
そして私は再び空へを見上げた。



今、空に、あの子の姿がはっきりと見える。

もう、決して忘れないよ――びんちょうタン、私の愛した子、私の愛する子。

The human soul, released from temporal cares, takes on angelic bintyoutan...

参考作品(amazon)
DVD「びんちょうタン」

江草天仁「びんちょうタン」

音楽CD「びんちょうタン」

「聖書」(新共同訳版)

ジョエル・コーエン指揮「エンジェル―天使からのメッセージ」

参考リンク
「我に加護を」(失踪外人ルー&シーさん)

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びんちょうタンが九話で打ち切り。(ranobe.comさんアプロダ板)

ありえない…。なんで…。びんちょうタンは
Airに匹敵する、究極の神アニメじゃないですか…。
こんな素晴らしい偉大な作品を、三月一杯で打ち切り…。どうして、そんなことするかなあ…。

「もう、いいよね…?わたし、がんばったよね…?もう、ゴールしていいよね…?」

「あかんびんちょ!ゴールしたらあかん!まだスタートしたばっかりやないか!
ワンクールもまだやっとらんじゃないか!ゴールしたらあかん!」

「ううん、ぜんぶした。打ち切られても、じゅうぶんなくらい。
この春に、一生ぶんのたのしさがつまっていた」

「びんちょ、終わっちゃあかん…。ゴールしたらあかん…」

「わたしのゴール…わたしの目指してきたゴール…わたし、がんばったから、もういいよね。
TBSに打ち切られても……いいよね。いろんなことがあったけど、つらかったり、くるしかったり
したけれど、わたし、がんばってよかった!わたしのゴールは、見てくれた人たちといっしょ
だったから。ひとりきりじゃなかったから。だから、だからね、もう、ゴールするね…」

「あかん! これからや!
これからやゆうてるやろ!!」

「ゴールっ…

やっとたどりついた、ずっとさがしてたばしょ、

しあわせなばしょ…ずっと…しあわせなばしょ…」

「いやや…そんなんいやや…ずっとびんちょを見ていたいんや…」

「…… みてくれて  ありがとう …… ………」

「びんちょおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」


あれ…自分でも意識しないうちに勝手に涙がぼろぼろでてとまらない…。

ああ、俺は本当に、びんちょのことを心から深く深く愛していたんだって、今はっきりとわかった…

びんちょ、びんちょ、びんちょうタン… 俺の愛する愛しい子…愛している。君を、愛している。

参考作品(amazon)
DVD「びんちょうタン」

江草天仁「びんちょうタン」

音楽CD「びんちょうタン」

アニメ版「AIR」(DVD初回限定第16巻)

KeyAIR Standard Edition

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びんちょうタン二次創作「プロレタリア革命びん」「びんちょうタンの手紙」

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携帯される時間と、本当の時間 −びんちょうタンとモモ−

「びんちょうタン」公式サイト  DVD「びんちょうタン」(amazon

今日の社会の合い言葉は「もっと多く、もっと遠く、もっと早く、もっと豊かに」である。
(E・F・シューマッハ「スモール・イズ・ビューティフル」)

何とも索漠たる思いをいだかざるを得ないのは、荷風の時代以上に我々は追いつめられ
テレビ、広告、携帯電話、インターネット――、逃げ場のない状況に追い込まれているのに、
その有様に意識的でなく、さらに隠れ家などはありえないことだ。

(福田和也「ろくでなしの歌」)

「携帯電話で生活が変わった」と感じる人が8割(ヤフーニュース)

携帯電話によって「生活が変化した」と思うことがあるかという質問には、
43パーセントが「ある/強く思う」、42パーセントが「ある/時々思う」
と回答し、8割強のユーザーが生活の変化を認識していることが分かった。


携帯電話の存在に生活への変化を感じているのは、私だけではなかったか…。

携帯は、それを電源を入れて持ち続ける限り、いつでも、どこでも、どんな時でも、
電話が掛かって来る可能性があるじゃないですか。私はその感覚が凄く嫌で…。

携帯を持っていることは、ずっと、時間という名のの鎖で束縛されているかのような
閉塞感を私に抱かせるんですよね…。こういう、常にせかされているかのような、
時間への強迫観念めいた代物は、果たして人間を幸せにしたのかな?
寧ろ不幸にしているんじゃないのかなと、己の携帯を見るたびに思いますよ…。
もっと、ゆっくりと、人間同士の関係っていうのは、以前も挙げましたように、
のんびりとした時間のなかで育んでゆきたいと思うのですが、
現在はそれがとても困難な時代で…常にみんな、時間にせかされている。

ぶっちゃけて云っちゃえば、時計がなければ生活できないこの現代日本
というのは、とても不幸な世界なのではないかなと私は思いますね…。

(近代化する前の)日本は多分、世界で最も美しい国であったと思います。
その自然が、もう過去のものになりつつあります。

(アレックス・カー「美しき日本の残像」)

私は超高速で流れて行くせわしない現代都市生活のなかでいつもこう夢想する。
隠遁して、豊かな自然のなかで自然と調和して生きてゆくことが出来たら、どんなに
心安らぐだろうかと。この近代という悪夢的時間の桎梏から解放されたいと。

私の魂が希求すること、それは――

びんちょうタン!!

びんちょうタンを見るたびに、いつも涙が溢れて止まらないのですが(TvT)
先日も、貧乏なびんちょうタンが大富豪のくぬぎタンの差し出すお金を拒否して、
その後、くぬぎタンの家の車に汚されてしまった着物のなかにある大切な想い出を
想起するとき、ああ、この子もまた、
エンデの「モモ」がそうだったように、本当の時間の
貴さを知っている子、そして、本当の時間を、生きている子だと思った。私やその他
諸々の人々が失った、本当の時間を、生きていると思ったよ…。貴く、愛おしい――。

もし、ミヒャエル・エンデさんが生きておられたら、ぜひ、びんちょうタンを
ドイツ語訳して、彼に見て欲しいと思った。モモが描いたとても貴いことを、
びんちょうタンはしっかりと、受け継いでいるよ――。

クヌギたん「こんにちは、あの、あのね。朝、泥を跳ねて
しまったのは私の家の馬車なの。ごめんね」

(びんちょうタンは穏やかに優しい笑顔を浮かべる)

「これで、あたらしいお洋服を」

(クヌギたんがお金を差し出す。びんちょうタンが、
それを見てちょっと悲しげで冷ややかな顔になって)

びんちょうタン「いらない」(立ち去ってゆく)

(びんちょうタン「着物のおもひでびん」)

なぜなら時間とはいのちだからです。そしていのちは心に住まうのです。
(ミヒャエル・エンデ「モモ」)

参考作品(amazon)
DVD「びんちょうタン」

江草天仁「びんちょうタン」

音楽CD「びんちょうタン」

ミヒャエル・エンデ「モモ」

ヨハネス・シャーフ監督「モモ」

アレックス・カー「美しき日本の残像」

福田和也「ろくでなしの歌」

E・F・シューマッハ「スモール・イズ・ビューティフル」

E・F・シューマッハ「スモール・イズ・ビューティフル再論」

ドネラ・H・メドウズ「成長の限界 ローマクラブレポート」

辻信一「スロー・イズ・ビューティフル」

真柴隆弘「スローライフな未来が見える」

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びんちょうタン −神々の微笑−

「びんちょうタン」公式サイト  DVD「びんちょうタン」(amazon

我々は木々の中にもいます。浅い水の流れにもいます。薔薇の花を渡る風にもいます。
寺の壁に残る夕明りにもいます。どこにでも、またいつでもいます。

(芥川龍之介「神神の微笑」)

エアチェックしていたアニメ「びんちょうタン」の第一話・第二話視聴――。

なにこの神的なアニメ!!!!!最高最高最高!!!!!!!!

ああ、今、私は感動に打ち震えているよ!!!日本に日本人として
生まれてこれほど良かったと思うことはほかにない!!

この「びんちょうタン」こそが、
日本の神信仰(=自然信仰)における究極の精華、我等日本人の
存在全てに神を見て存在全てを慈しむanimaとしての根源を見事に描いた作品と云えるね!!

本アニメは、備長炭の神様である「びんちょうタン」を主人公としたアニメですが、
びんちょうタン可愛すぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!うはああああっ!!!!!!

………、本作でびんちょうタンが究極的に魅力的に描かれているのは勿論ですが、
この作品のすごいところは、びんちょうタンは、備長炭の神様であるわけですが、
そんなびんちょうタンが暮らす世界が、アニミズムに満ち溢れた究極の穏やかなる
自然世界、古き良き日本としか云い様のない、穏やかなる歓びに包まれた自然存在世界――。

素晴らしいとしか、云いようがない。この作品のスクリーンの全てに、穏やかな
精霊達の御魂、豊かなる万物存在の全てに神々が宿っていて、もう、涙が溢れるとしか…。

これこそ、ワーズワースが一生を賭して求めながら、結局は西洋人であるがゆえに
キリスト教に呪縛されてついに届くことなかった、豊穣なる幼年期の世界――根源の世界。

我々日本人が、日本に日本人として生まれて良かったと感じるのは、我々には、
いつでも戻るところがあると感じられる時、その戻るべき故郷の美しさに心打たれる時…。

本作「びんちょうタン」は、日本人の原風景、幼年期への故郷を見事に描いている。

それはいつも我々の胸の中の一番大切な場所にしまってあるもの、
万物に遍在する自然の神々と語り合う、自然としての人間の故郷――。

大和には、群山あれど、とりよろふ、天の香具山、登り立ち、国見をすれば、
国原は、煙立ち立つ、海原は、鴎立ち立つ、うまし国ぞ、蜻蛉島、大和の国は

(作:舒明天皇。「万葉集」より)

参考作品(amazon)
DVD「びんちょうタン」

江草天仁「びんちょうタン」

音楽CD「びんちょうタン」

「万葉集」

芥川龍之介「神神の微笑」

ミルチア・エリアーデ「世界宗教史 第8巻」

保坂幸博「日本の自然崇拝、西洋のアニミズム」

ワーズワース「対訳ワーズワス詩集」

 

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